この度、ことほむ出版は、30〜40代のビジネスキーパーソンに向けた新シリーズ『ITビジネス思考の攻略本』(全2巻)を刊行いたしました。
■第1巻『なぜ、あの人は「テレビ」を信じるのか? – 地方中小企業のための「IT化敗戦」を乗り越える思考法』
「もっとテレビとかで、広く知らせないと意味がない」
あなたが練り上げたWeb・SNS施策が、50代以上の上司やクライアントの、こうした一言で無力化されてしまう経験はありませんか?
彼らが意地悪だからではありません。彼らが体験した「マス広告の黄金時代」と「作れば売れる」という「昭和のイージーモード」の成功体験は、彼らのビジネス観のOSとして深く刻まれています。
本書は、その「昭和脳」の正体を解き明かす「翻訳機」です。なぜ多くの中小企業のIT化が、アナログ業務のExcel化や、更新の止まったホームページといった「IT化敗戦」に終わったのか。その構造を解明し、現状を把握するための「診断の書」です。
■第2巻『東京じゃ、勝てない。 – 地方企業が連携する「ノード経済」で稼ぐ新戦略』
第1巻で「敗戦」を直視した上で、私たちはどのような「新しい舟」を造るべきか。 「東京」(=巨大資本・マス広告・コスト競争)の土俵では、もう勝てません。
本書は、そのための具体的な「設計図」であり、「生存戦略の書」です。 驚くべきことに、そのOSの原型は「コミックマーケット」にありました。広告代理店なし、司令塔なしで、数十万人の「熱量価値」だけで動く、この自律分散的な経済モデル「コミケット・プロトコル」を徹底分析。
価格競争から抜け出し、AIの津波が迫る時代を生き抜くため、自らの「土地の文脈」と「個の痛み」を価値に変える新戦略「ノード経済」を提示します。
世代間の断絶と、AIによる産業変革という二重の課題に直面する、すべてのキーパーソンにお届けします。ぜひ2冊合わせてご高覧ください。



