Micro Crystal Artist / 科学者 見えない宇宙を可視化する、マイクロクリスタルアートの世界的パイオニア

ミクロアート・CGアーティスト|アート・スーパーバイザー
北山 敏 (Vin Kitayama)

専門領域

  • Art & Science Integration: 結晶場理論・環境毒性学の知見に基づいた、ミクロコスモスの芸術的視覚化
  • Visual Innovation: 顕微鏡写真からAR(拡張現実)壁画まで、スケールを超越した空間演出
  • Concept Works: 「自然の摂理」と「美」を融合させたブランディング・企画監修(食品、環境、教育分野)

プロフィール

1949年、静岡県三島市生まれ。「科学」と「芸術」の二つの領域で最高峰の研鑽を積んだ稀有なバックグラウンドを持つ。

20代でアンディ・ウォーホルやナムジュン・パイクら世界的巨匠の作品制作に従事し、現代アートの最前線を体感する一方で、大学院では物理学(結晶場理論)を修め、環境科学者として国際的なキャリアを築く。
その両輪から生み出された「マイクロクリスタルアート」は、肉眼では見えないミクロの結晶が織りなす宇宙を可視化する試みである。1984年、MIT(マサチューセッツ工科大学)の学術誌『LEONARDO』に日本人として初掲載されたことを皮切りに、世界最高峰の顕微鏡写真コンテスト「ニコンスモールワールド」でのTop10選出(2016年)など、海外での評価が先行して確立された。

現在はAR技術を導入し、ミクロの美を巨大な空間芸術へと昇華させるプロジェクトを展開している。
安曇野ビンサンチ美術館館長。

水の都から、ミクロの宇宙へ

富士山の湧水が流れる静岡県三島市で育ち、幼少期より自然界の神秘に魅せられる。その好奇心は、論理的な「科学」と感性的な「芸術」の双方へと向かった。

現代アートの巨匠たちとの日々

20代、日本の現代美術を牽引した高松次郎に学ぶ。さらに草間彌生の版画制作で知られる岡部徳三や、アンディ・ウォーホルの制作に携わった石田了一に師事。
ナムジュン・パイク、横尾忠則、磯崎新といった世界的アーティストの版画制作現場に従事し、世界最先端のアート思考と技術を肌で吸収した。

科学者としての眼差し

一方で、明星大学大学院にて理学修士(結晶場理論)を取得。さらに学習院大学エコトキシコロジー研究所の主任研究員として環境毒性生態学を研究。ミュンヘンや京都の国際環境会議に出席するなど、環境科学者としても第一線で活躍した。この厳密な科学的アプローチが自然界の法則に基づいた深みを与えている。

世界が認めた「マイクロクリスタルアート」

「そこにあるのに、誰も見たことのない世界」。
顕微鏡下で見出した結晶の美は、当初国内では理解され難かったが、海外でいち早く発見された。

1984年、科学と芸術の融合をテーマとする米MIT出版局の権威ある学術誌『LEONARDO』に日本人芸術家として初掲載される快挙を達成。その後も欧州各国の国際展で評価され、2016年には米国「ニコンスモールワールド」にて世界トップ9に選出。
翌年、全米20の科学・美術館を巡回展示されるなど、”Vin Kitayama”の名は世界的なものとなった。

ARによる拡張、そして未来へ

コロナ禍を経て、その表現はデジタルの領域へ。AR(拡張現実)技術を用い、ミクロの結晶が空間いっぱいに飛散するダイナミックな壁画制作を開始。2024年からはマンズワインやキッコーマンといった日本を代表する醸造企業とコラボレーションし、「醤油」や「ワイン」の結晶美を表現するプロジェクトを展開している。

2025年以降、安曇野と東京を拠点に、幅5mを超えるAR壁画の常設展示など、未踏の視覚体験を世界に問い続けている。

主な受賞・活動歴 (Global & Domestic)

【Global Recognition / 国際的な評価】
  • 1984:MIT Press『LEONARDO』掲載
    • 米国マサチューセッツ工科大学が出版する、芸術・科学・技術の融合を扱う国際的学術誌に日本人芸術家として初掲載。
  • 2016:Nikon Small World (USA) – Top 9
    • 世界で最も権威ある顕微鏡写真コンテストにて、世界9位(Top 10)に入賞。
  • 2017:Nikon Small World Exhibit Tour (USA)
    • 全米20箇所の主要な科学博物館・美術館にて入賞作品が巡回展示される。
  • International Exhibitions (1978-1985)
    • クラクフ(ポーランド)、リュブリャナ(スロベニア)、スペイン、フランス、ドイツ、イタリア等の国際美術展にて選出・展示。
【Key Projects & Exhibitions / 国内活動】
  • 1997:NECマルチメディアアート大賞展 大賞受賞(一般部門)
  • 2001:中学校美術教科書(正進社) 作品掲載
  • 2018:個展『Micro × Universe』(東京・銀座 / 企画:リコーイメージング 池永一夫)、同名作品集をNYにて出版
  • 2024:マンズワイン勝沼ワイナリー / 亀甲萬本店
    • ワインおよび醤油のミクロアート作品・AR作品の常設展示を開始。
  • 2025-2026:AR Mural Projects
    • 安曇野ビンサンチ美術館(AR醤油壁画 展示)