クライアントのブランド価値を高める専門監修

「江戸時代の所作を教えてほしい」「昔話の裏付けが欲しい」… 時代考証のご依頼の多くは、誰もが「わからない」と自覚している、遠い過去の時代から始まります。

しかし、本当にブランドを危険に晒すのは、作り手が“知っているつもり”になっている、ごく最近の過去――「昭和・平成」かもしれません。

戦中・高度成長期・バブル期・そして現代。
価値観が激しく揺れ動いたこの時代は、世代や経験によって「当たり前」が全く異なります。
私たちは、この「言われて初めて気がつく無意識のズレ」を解消し、クライアントのブランドイメージを守り抜く、専門家のリサーチと監修を提供します。

こんな「ヒヤリ」とした経験、ありませんか?

多くのプロデューサー、プロダクションマネージャーの皆様が、タイトなスケジュールの中でクオリティとリスク管理の両立に奮闘されています。

  • ✅ 昭和後期が舞台なのに、小道具が平成っぽくてクライアントに指摘された
  • ✅ 良かれと思った演出が、SNSで「その時代にはなかったぞ」などと批判されているのを見た
  • ✅ 撮影場所は決まったが、時代に合う美術セットをどう作ればいいか分からない
  • ✅ 地方ロケの現場に、時代設定と違うものが映り込んでいないか常に不安だ
  • ✅ スタッフの中に、昭和・平成のリアルな空気感を知る人間がいない

「確かさ」という安心を。ことほむのハンズオン監修

「ことほむ」は単なるアドバイスに留まりません。
企画から撮影現場まで、具体的な「モノ」と「場所」の提案で、担当者様のプロジェクトを徹底的にサポートします。

  • 価値観の変化まで踏み込んだリサーチ
    • 「ことほむ」は、単に正解・不正解を調べるだけではありません。
      昭和・平成の空気を決定づけていた社会通念や価値観まで深くリサーチ。
      現代の視聴者から見て不快感や違和感のない、最適な表現をご提案します。
  • 専門知識が問われる「着物」の調達先サポートから監修まで
    • 制作現場で多くの方が悩むのが「着物」の扱いです。
      昭和時代でも、シーンによって分けられていたり、明治・大正に至っては、身分に合った生地・柄選びが必要だったりします。
      またそれぞれの時代ごとの正しい着付け、さらには所作まで、専門知識がなければ正確な表現は難しいものです。
      「ことほむ」ではリサーチはもちろん、具体的なレンタル・購入先の案内、所作の監修など、担当者様を全面的にサポートします。
  • オンラインでのロケハン・美術チェック
    • 地方でのロケや、完成したセットの最終確認もオンラインで対応可能です。
      費用を抑えたい場合やスケジュールの調整なしに、専門家の視点でチェックいたします。
      いざ撮影という場においての不安を取り除く意味でも、お気軽にご依頼ください。

CM・実写映像に特化したサポート

タイトな制作スケジュールのあらゆる段階で、担当者様に寄り添い、具体的なソリューションを提供します。

Phase 1:企画・コンペ段階 ― 説得力で、勝ち抜く

  • 競合と差別化する企画アイデアの提供
    • 史実や過去の社会背景を基にした、深みのある企画アイデアの壁打ちでサポートします。
  • 裏付け資料の作成
    • 提案書に説得力を持たせる、ビジュアル資料を作成・ご提供します。

Phase 2:プリプロダクション段階 ― 事故を未然に防ぐ

  • 脚本・絵コンテの価値観チェック
    • 現代の倫理観や多様な視点に配慮し、脚本や絵コンテに潜む意図しない「価値観のズレ」を指摘・修正。ブランド毀損リスクを根本から断ちます。
  • 美術・小道具・衣装の監修&調達サポート
    • 時代設定に合った美術・小道具のディテールを監修。
      特に専門知識が問われる着物については、柄や着付け、所作のアドバイスから、具体的な調達先のアドバイスまでサポートします。

Phase 3:撮影段階 ― 現場の不安を解消する

  • ロケーション監修(オンライン/オンサイト)
    • 撮影現場のセットやロケーションが、時代設定から逸脱していないかを専門家の目でチェック。
      オンラインでの遠隔チェックにも対応しますので、お役立てください。
  • 現場でのリアルタイム質疑応答
    • 撮影中に発生した「この小道具の使い方は?」「この言い回しは正しい?」といった急な疑問にも、チャットやMTGツールを活用して、迅速にお答えします。

ご契約までの流れ

担当者様のご状況に合わせ、柔軟かつスピーディに対応いたします。

  1. お問い合わせ
    • まずはフォームから、プロジェクトの概要や課題について簡単にお知らせください。
      「上長を交えて話を聞きたい」といったご要望も大歓迎です。
      担当者様のお名前でお問い合わせいただき、追って日程を調整いたします。
  2. オンラインヒアリング(無料)
    • 最終的にはNDA(秘密保持契約)を締結いたします。案件が消滅し、契約に至らない場合でもご安心ください。お聞きした内容は秘匿いたします。
      ここで初めてお話しいただく情報も全く問題ございません。
      貴社のチームが抱える課題を共有してください。
  3. ご提案・お見積り
    • ヒアリング内容に基づき、貴社のプロジェクトに最適なサポート内容と料金をお見積りし、ご提案いたします。
      逆に割くことができる予算が限られいる場合、先にご提示ください。
      予算内でやり繰りできるよう工夫いたします。
  4. ご契約・サポート開始
    • ご提案内容に納得いただけましたら、ご契約となります。
      すぐさま貴社の「世界観構築パートナー」として伴走します。

なぜ、大手制作会社から選ばれるのか

「ことほむ」が多くのクリエイター、プロデューサーの皆様と協業できるのには、理由があります。

  1. 歴史学の専門知識と、制作現場への理解の両立
    • 歴史学の専門知識を、そのまま現場に持ち込んでも意味がありません。
      「ことほむ」は、タイトなスケジュール、限られた予算、そして「画としての見栄え」といった制作現場のリアルな事情を深く理解しています。
      学術的な正しさと映像表現の最適解を両立させた、「使える」情報を提供します。
  2. 企画の初期段階から伴走できる、柔軟な対応力
    • 企画コンペを勝ち抜くための「もう一押し」となるアイデア出しから、撮影現場での急な疑問への対応まで。
      プロジェクトのあらゆるフェーズで、必要なサポートを必要なだけご提供できる柔軟性が私たちの強みです。
  3. 徹底した秘密保持のお約束
    • 私たちは、日々多くの未発表作品の企画に携わらせていただいております。
      そのため、クライアント様との間で交わした秘密保持契約の遵守を最優先事項としています。
      安心して、企画の根幹からご相談ください。

料金の目安

以下はご依頼料金の一例です。
プロジェクトの規模や期間、サポート範囲に応じて、最適な形でお見積りしますので、まずはお気軽にご相談ください。

サポート例内容料金(目安)
スポット相談企画の壁打ち、設定に関する質疑応答など、単発のご相談に対応します。
(オンラインMTG 60分〜、メールサポート)
30,000円~
リサーチ特定のテーマについて調査し、レポートとして納品します。
(A4レポート 10ページ程度)
100,000円~
プロジェクト監修企画から制作完了まで、継続的にプロジェクトをサポートします。
(月1回の定例MTG、常時チャット対応など)
月額100,000円~ 
※別途お見積り

公開前に、専門家の最終チェックを。

ブランド事故を未然に防ぎ、クライアントからの信頼を最大化する。 そのための、確かな一手をご提案します。

※秘密保持契約を徹底しますので、コンペ段階の企画でも安心してご相談ください。