小説クリエイターのみなさんは、常に手の届く場所に置かれている書物がいくつかあるかと思います。その中でも、思考が行き詰まった際に立ち返る道具としての一冊として、この『古代から現代までの変遷【価値観編】』を出版しました。

物語とは、登場人物の「行動」の連鎖に他なりません。
そしてその行動は、彼らの「思考」から生まれ、思考は、彼らが生きる時代の「思想=価値観」に深く根ざしています。
この連鎖の根源を理解せずして、真に迫る人物を描くことは不可能です。

なぜ平安の貴族は桜に無常を感じ、なぜ江戸の町人は宵越しの銭を持たなかったのか。
この本は、そうした人々の精神を駆動させたOSを、解き明かしてくれますはずです。
この書物が、皆様の創作を、より深く、豊かにすることを、心より願っております。