php・WordPress本体のバージョンアップ対策
php5.2、WordPress4.5という環境で動作していたWordPressサイトで、phpを7.4にすると何も表示しなくなるサイトのヘルプ対応を実施しました。
大きな問題は古いプラグインのphp7系非対応が問題で、残りはオリジナルテンプレート内のfunction.phpの一部がWordPressの非推奨関数を使っていたことが原因でした。
このため該当プラグインの無効化および削除、非推奨関数から推奨関数への書き換えを実施し、WordPress本体を最新版にアップデートしました。作業日数は概ね5日間で、ステージングサーバで作業した後、本番環境へ反映させる手順で行っています。そのためサイトの休止期間はありませんでした。
テンプレートの入れ替えは行っていませんが、WordPress本体のバージョンが低いためのセキュリティリスクは大幅に下がりました。
Movable Type5サイトの動作不良をWordPressでカバーした事例
サーバのphpおよびMysqlバージョンアップに伴い、Movable Type5の動作が不安定となり更新後に崩れてしまったレイアウトのサイトをレスキューしました。
幸い下層にWordPressを動作させてブログとして利用していたため、カテゴリを増やし、該当カテゴリ新着記事を既存のIndex.htmlへ表示するようにスクリプトを書きました。
htmlファイルですが、phpとして動作できるように設定をしてあります。
WordPressの関数を使えるようにindex.html(php)へ読み込み、さらにウィジェットエリアを作成して、ftpでの作業をしなくても良い状態にしてあります。とりあえずサイト寿命を伸ばし、再構築までの時間を稼ぐことが目的でしたので、最低限の作業で済みました。作業日数は2日間です。